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DIACOMPEとのコラボレーションにより、本品には、DIACOMPE デュアルキャリパーブレーキ最高級グレードであるBRS202用の全天候型角度可変ブレーキシューを装着しました♪
角度可変ブレーキシューは、アルミリム、ステンレスリムはもちろん、リムのブレーキ当たり面に完全に密着させることが可能ですので、制動力が増加し、ブレーキコントロールが容易になります。

軽快車、シティ車、いわゆるママチャリなどに使用されているブレーキのふにゃっとした制動力に不満がある方にオススメです。

日本の電動アシスト自転車の前輪用ブレーキは、ほとんどのメーカーが TEKTRO 800A もしくはそのOEM製品を採用していますので、いっちょ比較してみましょう。

★軽量性
　183g vs 200g→ DL800の勝ち

★ブレーキシューのグルービング
　DL800は排水性に考慮した全天候型デザインを採用、800Aは特筆すべき点無し

★リターンスプリング
　800Aは１巻き、DL800は２巻きで俊敏に動く

★表面仕上げ
　どちらも標準的なバレル研磨仕上げで明確な差はない

★スラストベアリング材質
　800Aは樹脂のみだが、DL800はメタルを採用し耐久性が高い

★分解作業性
　800Aは非分解式の使い捨て、DL800はオーバーホール対応

★ブレーキパッド当たり調整ネジ
　DL800の調整ネジは800Aより二回りほど大きいため、見やすく、調整時にドライバーが外れにくい

★パッド位置調整
　調整範囲はほぼ同じで引き分け

★可動性
　新品無調整&無給油の状態で比較すると、DL800の方がなめらかかつ機敏に作動

★剛性
　見た目はA800の方が太く、丈夫そうだが、ねじり外力をかけた場合、明らかにひすみが出て変形する。DL800は見た目は細くて弱そうだが、加工精度が高く、変形が少ない。変形が少なければブレーキレバーの力がよりダイレクトに伝わるので制動距離の短縮が期待できる。

【総評】
800Aは海外メーカーが見よう見まねで作ったコストダウンの結晶、DL800はコストダウン競争にさらされつつも日本のブレーキ技術者の心意気が漂ってくる意地の結晶です。

● アルミ冷間鍛造アーム（バレル仕上げ）
● リーチサイズ　61mm ～ 79mm
● アーム中間位置開口サイズ：60mm
● ブレーキシュー最大開口サイズ：50mm
● 最大タイヤ高さ：55mm（参考値）
● 最大タイヤ幅：HE 2.3　 WO 2-1/4（参考値）
● 推薦タイヤ幅：HE 2.0以下　 WO 1-3/4以下（参考値）
● 重量：183g （実測値）
※タイヤの形状は製品ごとに大きな違いがありますので、上記のサイズ内のタイヤの取付を保証するものではありません。

さらに上質を求める方は、こちらをオススメします。これこそが最強です。
DIACOMPE BRS202 ロングリーチデュアルキャリパーブレーキ

2020.07.27 登録：メーカーの都合により、予告なく部品価格が値上げされている場合がございます。その場合は大変申し訳ありませんがご注文をキャンセルさせて頂く場合がありますのでご了承下さい。